6月8日(月) かしもの初夏

稲もすくすく育ち、
唐塩山も頂上まで新緑になった。
我家の楓も緑が濃くなり、
庭の箱根空木(うつぎ)もきれいに咲いて、
梅花卯木の白い花がきれい。
山法師もきりっと咲いて、
朴の葉は今が一番よく香る。

梅雨の前の晴天が続き30℃を超えて、木々はどんどん育っている。

 唐塩山も緑が頂上まで駆け登り、いよいよ加子母にも夏が来た。

 鶯(うぐいす)が上手に鳴くようになり、時鳥が「ほっちょかけたか」と時を構わず鳴き渡り、小綬鶏が「ちょっとこいちょっとこい」と騒ぎ立て、山鳩が「クークー」と唸る。

 日本の春を目指して世界中から鳥が集まってきたようだ。

 加子母名物朴葉すしも、葉の香りが良くて美味しい。

 田植えも済んで稲はすくすくと育っている。

 一年中で一番良い季節だ。

かしもむら なかしまのりお