今年も笹百合の頃になった。
梅雨に入ってもずっと晴天が続き、カラカラに大地が乾いて大変心配していたが、昨日恵みの雨が降り植物達は一息ついた。
今朝しか無いと二渡のすけおさんちの裏山と小学校の林道の法面を見に行く。
長靴を履いて雨の露でずぶぬれになり、急斜面に滑り乍らやっとの事で花に近づく。
抱き締めたくなる程良い香りが辺り一面に漂いとても優しくて上品な気持になる。真白から淡いピンク、濃いピンクと色も様々。良く太って立派なものから、痩せて小柄なものまで大きさも様々。何よりも二ツ子、三ツ子、四ツ子、五ツ子もたくさんあって変化に富んでいる。
どれだけ見ていても飽きない。
カメラとスマホで写真と動画を撮った。
今年の花は花びらが少し縮れ気味。蕾もすらっとしていない。暑くて雨が少なかったせいなのか。
ここにも異常気象の心配がある。
かしもむら なかしまのりお