ずっと好天が続く。今朝も真青な空。じっとして居られず午後和歌ちゃんとパジェロで木曽越林道を登る。途中杉平茸(すぎひらたけ)を取る。真白な大きく育った良いものがたくさん取れた。
林を抜けると思ったより早く紅葉が始まっていた。赤は丸葉、楓、もみじ、山桜、みずめ、りょうぶ、ぬるで、うるし、どうだんつつじ・・・。黄は白文字、こしあぶら、岳樺、楢、欅、橅、唐松・・・。栗と榛の木(はんのき)はまだ緑のまま。秋の強い日差しを受けてどの木も輝いている。
全てきれいだが、その中でも特に感じるものを見ると車を飛び降りて写真を撮った。600mから1,200mの標高差の間に白文字は薄い緑から黄、橙と装いを変える。これがとてもきれいだ。
木曽越峠につくと御岳が良く見える。今日は特にきれいだ。白煙もいつもよりずっと大きい。きりっとした姿、ごつごつとした岩肌、白く大きな煙。暫く見とれ乍ら去年亡くなった人を偲んだ。
かしもむら なかしまのりお