1月31日(金) 睦月(むつき)も終りなのに

今朝は寒いと思ったら、
奥山が真っ白!!
唐塩山も白い!!
ずっと暖かかったので咲き始めた土手の姫踊り子草も寒さに凍えて萎(しぼ)んでいる。
大いぬふぐりも小さな花を窄(すぼ)めて寒さに耐えている。

今年の1月は暖かかった。雪が舞うことすら一度も無く、とても過ごしやすかった。

 今朝は寒いと思ったが、奥山も唐塩山も天辺だけが白くなっただけだ。

 -6℃が1~2回あっただけで氷も張らない。

田圃の土手には姫踊り子草と大いぬふぐりが仲良く咲き、水仙は芽を出している。どうなってしまったのだろうか。

 雪が積もらないので雪かきもしなくて済んだ。

 灯油もあまり要らない。本当に暮らしやすい。これ程高冷地加子母にとってありがたい事は無い。

 75年間加子母に生きてきて積雪0は初めてだ。この先ずっとこんな暖かい冬なら嬉しい。

 でも何故か心配だ。

かしもむら なかしまのりお

1月1日(水) 令和2年の始まり!!

木曽越林道を登り、頂上で恵那山がきれいな朝焼けにシルエットを現した。
AM6:47御岳を拝む。頂上だけが真白でとても清々しい!!
AM6:51加子母の里はまだ眠っている。
山の向こうは又山。朝焼けでピンクに染まり乍ら今年も明けて来た。
AM9:00から水無神社で村の新年互例会。

今朝も5時に起きて5時半に出発し、車で木曽越林道を登った。猪のゲートを通り、真暗な中をどんどん走った。

 頂上へ着くと、山の端がピンク色に染まり乍ら明けてくる。車を降りて、持って来た寒暖計を暫く外に置くと-10℃。快晴で、風も無く雪も全く無い。元旦に標高1320mの木曽越峠では初めての事だ。暫く車の中で恵那山の峰々が白んでくるのを眺める。少しずつ濃いピンク色に染まってゆくのがとてもメルヘンだ。

 車を降りて、細い坂道を歩いて登ると、頂上だけ真っ白に雪化粧した霊峰御岳が神々しく、どっしりと、初日に照らされて目に飛び込んでくる。思わず手を合わせて拝む。今年も無事に過ごせますように!!

 それから、木曽谷大崖の天辺から加子母の里とピンク色に染まる山並を見て山を下った。

 途中の沢で若水を汲み、家に帰ってお茶を立て、栗と田作と黒豆で新年の挨拶をし、お雑煮を食べて、村の水無神社へ。50人ほどが集まって神事を行い、御神酒で乾杯し、今年一年の豊作と安全を祈願した。

 今年も健康で仲良く、力を合わせて働けますように!!

かしもむら なかしまのりお