福崎山荘に泊ってゆっくりと家に帰った。
二渡で上品な黄色の花が草叢の中に一輪。車を止めて賞でる。小学校の上で鬼百合に出会う。あちこち車を止めてパチリ。家に帰ると真青な空の下我家も輝いている。庭を廻ってパチリ。
日本中否世界中コロナコロナと大変不安なこのご時世にこんな別天地に生きられる我身に感謝!!
かしもむら なかしま のりお
福崎山荘に泊ってゆっくりと家に帰った。
二渡で上品な黄色の花が草叢の中に一輪。車を止めて賞でる。小学校の上で鬼百合に出会う。あちこち車を止めてパチリ。家に帰ると真青な空の下我家も輝いている。庭を廻ってパチリ。
日本中否世界中コロナコロナと大変不安なこのご時世にこんな別天地に生きられる我身に感謝!!
かしもむら なかしま のりお
毎年真夏の一番暑い日に木曽越峠へ登り車で一晩ゆっくり寝るのが楽しみだが、今年は長雨でそれ処ではなかった。
8月も終りになってようやく長雨も終り今日は朝からの日本晴れ。東京のお寺のお客様を案内して充実した一日だった。
夕食をすませてから思い切ってパジェロで山へ登った。去年、今年とコロナで山へ登る人も無いので道は荒れて酷い事になっていた。
真暗な中をやっとの事で頂上へ登るとずっと西の方に胸の空くような明りが左右に広がる。名古屋の光だ。
足元には福崎公園の光も見える。
1時間余り走ってようやく木曽越峠の頂上へ着いた。車を降りて木曽谷の大崖の天辺へスマホの明りを頼りに歩く。
滑って転んで危ないあぶない!!
全く暗くて何も見えず、全く物音のしない山の中でそよ風に吹かれた。蚊に食われたので車に入りシートを倒して眠った。疲れていたのですぐ眠り、途中3~4回おしっこに起きた。朝方2時頃には上弦の月が出て明るくなっていた。
十分寝たので起きて朝の山を堪能した。少しずつ明るくなってきて西の方の青空と雲と山陵が交叉する辺がとてもきれいに焼けてきた。
暫く見とれてからお腹も空いたので山を下りた。
一人っきりで山の中でゆっくり寝られてとても幸せだった。
かしもむら なかしま のりお
毎日良く降る。天の何処にそんなにたくさんの雨があるの。雨間に満開の芙蓉を見つけた。とても良く咲いている。この花を親爺は大好きだった。一枝折って仏様に供えた。線香を炊いて手を合わせて昔を思い出す。もう56年になる。俺で3代目。初代峰吉は厳しかった。すぎのばぁはとても利口で優しく、穏やかな人だった。中学校を出るまでずっとくっついていた。
二代目源二はいろいろやって急いで死んだ。その妻三代子は夫に先立たれて可愛そうだった。宇一叔父さんは優秀な憲兵だったが戦死した。
生まれて初めて先祖の事を思った。
かしもむら なかしま のりお