




日の出前は放射冷却で-5℃だったが、太陽が昇ると少しずつ暖かくなって、とても気持ちの良い日になった。
我家の花達はこの春を待ち構えていたかのように新芽を吹きだした。
山茱萸と辛夷は蕾を膨らませて何時でも花が咲くように準備万端整った。
スノードロップは、あちこちで真っ白な小さな花を広げて頭を下げている。
大いぬふぐりと姫踊り子草は、お天道(てんとう)様の恵みを体一杯に受けている。
いよいよ春が近づいているようだ。
この冬は生まれて初めて雪のご厄介にならずに済みそうだ。
かしもむら なかしまのりお