12月10~17日 穏やかな加子母の年の暮。

加子母の花笹百合(ササユリ)の鉢植えの出荷が始りました。ファンファーミング農場にて。
パンジーの鉢植えも。
シクラメンも。
撫子(ナデシコ)も。
さつまいもの切干が陽だまりで日向ぼっこしています。
薪も冬に向って準備万端。
すっかり葉が落ちて実ばかりになりました。梅擬(ウメモドキ)です。
小郷蕎麦同好会(オゴソバドウコウカイ)の皆さんの新蕎麦を戴きましたので早速食べました。美味かった!!
早苗さんちのイルミネーションが今年も始りました。すごくきれい!!
栗と梅漬けと渋柿の塩づけを食べてお茶にしました。

12月に入っても穏やかな暖かい日が続きます。どこの家でも冬仕度の真最中です。
ファンファーミング(楽しい百姓)ではお歳暮用の笹百合やシクラメンの出荷が始まりました。
明るい温室では皆んな大忙しでした。
尾山の田口孝三さんちに寄ったら縁側にさつまいもの切干が干してありました。
一つ失敬して食べたら甘くて昔懐かしい味でした。
木小屋には薪がたくさん積み上げられて幾何学文様がとてもきれいでした。
土手にはウメモドキが派手さを誇示していました。
千秋君が蕎麦を打って持って来てくれたので戴きました。やっぱり新しい蕎麦の打ちたては美味しい!!
番田の早苗さんちの恒例のイルミネーションが点灯されたので見にゆきました。とてもきれいで賑やかです。
一心さんが渋柿の塩漬けを持ってきてくれたので一つ食べてみました。ピリッとして素朴な甘さです。
昔はこれがおやつでした。栗を茹でて半分に切ってほじって食べました。幾つ食べても切りがありません。
梅漬けも上手に漬かりました。ご飯の後にお茶を飲み乍ら食べると健康に良いです。
加子母の暮は全てが自然任せです。地球上のどこよりも平和です。

かしもむら なかしまのりお

12月6日(月) 冬の日本晴れ!!

日本一!! 御岳山がきれい!!
左の小秀山の頂上に避難小屋がポツンと見える!!
大きな石を抱きかかえて大きな欅がすっくと立っています。立派!!
どこまでも逞しく根を延ばしています!!
どうです。逞しいでしょ!!
根っ子に水が伝わって落ちています。
朝日を浴びて水が光っています。この水が沢になり、谷になり、川になります。
楢の大木に太い蔓が巻きついています。
葉が青々として元気です。楢がかわいそうです。
空は真青。師走に入ってもこんな暖かい良い日は滅多にないです!!

治山工事の完成検査に朝早く出掛けました。
木曽越峠に来ると目の前に御岳山がどっしりと座っています。
朝陽を浴びて初冠雪の霊峰が神々しく見えます。
左に少し目を移すと小秀山に小さなちいさな避難小屋もポツンと見えます。
何とも雄大で神々しい山々です。木曽越峠を下ると工事現場ではもう皆んなで準備完了していました。
朝陽がとても暖かくて素敵な日になりました。検査の始る前に現場を歩いて見ました。
すると堰堤の右岸の沢に大きなおおきな岩を抱きかかえて大きな欅が立っています。すっくと立っています。
根っ子は四方八方に延びてとても逞しく生きています。
無数に延びた細い根っ子から水が滴って朝陽を浴びてキラキラと光っています。
これが水なのだ。沢になり、谷になり、川になる水なのだと得心しました。
山の木々達は来る冬に備えて今一滴も水を上げません。来る春に備えて芽を隠しています。
現場検査は1時間程で段取り良く済みました。
とても気持の良い初冬の奥山に別れを告げました。

かしもむら なかしまのりお



12月5日(日) 師走に入りました!!

いよいよ漬物洗いの頃となりました。赤蕪(アカカブ)が冷たい水の中で赤くてきれいです!!
束にして干されてます。
白菜も半分に切られて干されてます!!
大根もきれいに並んで干されてます。
聖護院(ショウゴイン)大根はまだ土のついたまま!!
まだ枯れずに真赤な葉で頑張っているのは柏葉紫陽花(カシワバアジサイ)です。
これもまだ頑張ってます。真弓(マユミ)の種と殻。真赤に目立つのは鳥に食べられるのを待っているのです!!

いよいよ師走に入りました。朝から穏やかな日和です。
日曜なのに、久し振りで仕事が無く、家内も旅行なので一人でゆっくり起きて漬物を煮てお昼を食べて福岡マラソンを見ました。
余りに暖かいのでひょっとしてまだ滑子(ナメコ)茸が出ているのではと思い、大黒柱の森へジープで登るとたくさん出ていました。
急いで採って悠子さんちへ持ってゆくと、漬物洗いの最中でした。
冷たい山水で真赤な蕪や真白の大根と白菜がきれいに洗われて干されています。
少し暗くなり、寒くなって来た庭の隅に真赤な葉の紫陽花と可愛い実の真弓が頑張っています。
全て葉が枯れて落ちて他に何もないので一段ときれいに目立ちます。
今夜は一人なので夕飯を呼ばれて帰りました。

かしもむら なかしまのりお